日本人男性の約80%が悩まれているという包茎

カントン包茎について

包茎の種類には三種類あります。仮性包茎、真性包茎、カントン包茎という種類があり、日本人男性は約7割が仮性包茎であると言われています。さて、カントン包茎ですが、これは特殊なタイプの包茎で、包皮輪と呼ばれる陰茎の先端部分の皮が亀頭を締め付け、血流が阻害されてしまうのが特徴です。また、通常時には亀頭が露出できますが、勃起時に亀頭が露出できなくなることも特徴です。そのため勃起時には勃起した陰茎が包皮輪で締め付けられ、結果的に亀頭を痛めてしまいます。
通常時に亀頭が露出できるため、無理やり自分で包皮輪を広げようとしたり、亀頭を強制的に露出させたまま勃起させてしまう方もいますが、これは絶対に止めてください。露出したまま勃起させると、狭い包皮輪に対し亀頭が大きくなるため、最悪の場合、亀頭が壊死してしまう可能性すらあるのです。カントン包茎でも性交渉は行えますし、無理に露出させるのでなければそれほど実害はありませんが、不衛生になることは間違いないので、清潔にしたりすることが求められます。
カントン包茎は真性包茎と仮性包茎の中間のようなタイプなので、亀頭が完全露出せず、コンプレックスになりがちです。心理的にカントン包茎であることに後ろめたさを感じ、パートナーとの性交渉ができなくなってしまう方もいます。これを治すには、包茎手術で包皮輪を切除し、完全に除去することが求められます。包皮輪さえなくなってしまえば普通に亀頭が露出できますので、コンプレックスの解消には一番良い方法ではあります。