包茎の種類と弊害
包茎には3種類存在します。
@真性包茎
陰茎が完全に埋まっており、勃起時にも陰茎が完全に露出せず、手で露出させることもできない状態の包茎です。陰茎包皮の口の広さが陰茎よりもかなり小さいため、雑菌の温床になったり、正常な陰茎の成長を阻害してしまうことがあります。また、正常な性行為やマスターベーションを行うことができなかったり、排尿の阻害となる可能性があり、残念ながら切除手術が必要な場合が多いです。
A嵌頓(カントン)包茎
通常時、勃起時に関わらず、手で露出させることは可能だが、痛みが生じる程圧迫されたり、うっ血するなどにより露出を保てない状態の包茎です。少しずつ陰茎包皮の口を伸ばして広げることで解消されることもありますが、真性包茎同様、正常な性行為ができない場合もあり、切除を必要とする可能性も考えられます。
B仮性包茎
通常時、勃起時に関わらず、陰茎は陰茎包皮に隠されているが、手で陰茎を露出させることは可能な状態、もしくは通常時は陰茎包皮に隠されているが、勃起時には自然に陰茎が露出する状態の包茎です。日本人の約半数が仮性包茎と言われています。@Aとは違い、陰茎の露出が可能なため、入浴の際などで清潔さを保てば雑菌の温床にはなりませんが、陰茎の正常な成長は妨げられている可能性が存在します。しかし、生物学的には仮性包茎が正常な状態であり、遺伝子的には包茎は優性遺伝となります。
包茎は男性の悩みの中でもかなり大きなものですし、相談も中々出来るものではありません。しかし、全人類の約半数は包茎と言われており、日本人では70%とも言われており、過剰に悩むのはストレスにより勃起不全に陥ったりなどかえって良くありません。女性に対しても自信が持てないなど不安は多々ありますが、専門医が存在しますので、悩みを抱え続けるよりも医師に相談することをオススメします。
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